衝突する錯覚をもたらすような2つの渦状銀河
今日の宇宙画像は、ハッブルの撮った2つの渦状銀河です。
偶然の配置か、はたまた、宇宙の美的感覚からか、このような映像を見せました。
巨大な暴利集団ジャイアンツに操られているセ・リーグに飲み込まれる貧弱なパ・リーグの姿ではありません。
とはいっても、見方を変えるならばそのようにも見えますね。
銀河は衝突合併して素晴らしい姿を見せますが、ひとつの球団だけに操られるプロ野球界の未来は、第2次世界大戦前夜に統合されて真相を伝えなかった報道各社の二の舞でしょう。
その結果、どれだけの人々に悪夢を無理矢理見させ、希望あふれた命を奪ったことでしょう。
悪夢から解き放たれて、もう、還暦です。
歳が老けると共にかつての悪夢を忘却の彼方に閉じ込めようとする今日の日本社会は、来た道を戻るように思えてなりません。
ここ数日、私が巨大な自己利集団の親玉に噛み付いているのは、そのような社会の歩みになっていると「宇宙観」で感じたからですが・・・
ところで、今日の宇宙画像は、私の嗜好から興味が薄いペルセウス流星画像よりもハッブル倉庫の面白い画像の紹介ということで、オリジナル編成です。
銀河の輪郭
Credit: NASA and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA)
説明: 意外な偶然の配置によって、ハッブル望遠鏡は、大きいもう一つの螺旋の前に正確に位置する正面向き渦状銀河の眺めを捕らえました。
ユニークなペアは、NGC 3314と呼ばれています。
このラインアップは、天文学者に前景銀河の内に暗い物質を見る稀有の機会を提供します。そして、その後方で天体からの光に対して輪郭を映し出すというだけで見られます。
NGC 3314は、南半球の星座海蛇座の方向に、地球からおよそ1億4000万光年に位置します。
この画像は、ハッブル遺産プログラムによって作成される多数のうちの1つです。