宇宙の寵児かもしれないハッブル望遠鏡の成果

 今日の宇宙画像は、銀河集団が作る重力レンズの結果です。
 遠くのひとつの銀河が、別々の映像のように複数出現しています。
 重力レンズの働きをしている銀河集団は、50億光年も離れていて、さらに青い映像として出現している銀河は、100億光年離れています。
 拡大画像でもわかるように、100億光年も離れている銀河の構造が近くの銀河のように見えていて、その範囲は僅か数百光年です。
 このような映像データを提供するハッブル宇宙望遠鏡は、ジャイアンツという大人のおもちゃでマスターベーションしているナベツネ老害よりも、若くて精力旺盛にパートナーを満足させる宇宙の寵児とも言えるでしょう。
 健康診断を適宜行うことで、かつての働き蜂日本も真っ青の成果を築き、低脳な欧米社会では珍しい正にトンビが鷹を生むの例えの如く有望な子孫を誕生させるかもしれません。

巨大な集団たわみの変化映像
Credit: W. N. Colley (U. Virgina & E. Turner (Princeton), J.A. Tyson (UC Davis), HST, NASA
説明:
 この画像で変な青い天体は、何でしょうか?
 ちょうど銀河の巨大な集団の後ろで、ラインアップとして生じる一つの普通でない玉のように付いた青いリングのような銀河の映像が、たくさん見えています。
 ここの集団銀河は、黄色に見えて集団の暗黒物質と共に、重力レンズの働きをします。
 重力レンズは、遠くの街灯をワイングラスを通して見る時のように、人が背景銀河を見る光の多くの点に類似したいくつかの映像をつくることができます。
 この背景銀河は、多分、正に形をなす特徴的な形は、天文学者が、集団の中央から4、8、9、10時に、別々の映像があるとの推論を可能にしました。
 おそらく、中央の青いシミのちょうど左さえ、さらにもう一つの映像です!
 ハッブル宇宙望遠鏡からのこの素晴らしい写真は、1994年10月に取り入れられました。

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