雲の氷晶が描いた見事な太陽の光輪

 今日の宇宙画像は、雲が作る太陽の光輪です。
 ほとんどの地球上で見られる現象ですが、根気良く注意深く空を見つめていないと目撃できないのかもしれません。
 まして、月の光輪は、見られたらまさに「幸運」ともいえるかもしれませんね。
 このような光輪を作る雲は、しばしば雨を伴っているようですが、必ずしもその後に雨天になるとは限らないようです。
 この頃精度を上げているらしい気象庁の予報と光輪とどちらが、的中する天気模様になるでしょうか?
 競馬や宝くじよりは、当たることは確かのようです。

太陽の弧と光輪
Credit & Copyright: Eva Seidenfaden
説明:
 あなたは、太陽の回りにこれまでに明るい光輪を見ましたか?
 ドイツのトリーアで最近のある日の午後、普通でない光輪と弧は、通りの普通の人々さえ気が付いたほどとても明るいものでした。
 素晴らしい空のディスプレイは、この画像に描かれて、22度光輪弧、完全な幻日環、水平に取り巻く弧と下方側面の弧さえ含みました。
 このまれに見るディスプレイを模倣するコンピュータ・シミュレーションが、行われました。
 雲は、通常より激しい直接の太陽の閃光を部分的にブロックしました。
 徹底的に落下して揺れ動く六角形の氷晶を屈折させる日光は、そのようなディスプレイをつくります。
 そのような大気の氷晶も、幻日と月の光輪を引き起こします。

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