歴史上初めてのブラジルの台風

 今日の宇宙画像は、私たちにとっては珍しくもない「台風」です。
 けれども南半球のブラジルでは、歴史上で最初の台風(ハリケーン)として記録された模様です。
 これまでにこのような規模の低気圧が観測されなかったためか、ブラジルの気象庁らしきところには低気圧本体の風速を掲示する装置も観測飛行機も無いらしいです。
 ブラジルの天気予報って日本のよりも信頼できるかなぁ?
 関連は、ちょっと見られないかもしれない台風(ハリケーン)の全貌です。
 関連1枚目は天気予報などでお馴染みの構図ですが、拡大画像に圧倒?
 関連4枚目は、立体的に見える台風かもしれませんね。

ブラジル海岸沖の異常に強いサイクロン
Credit: Jacques Descloitres, MODIS Land Rapid Response Team, GSFC, NASA
説明:
 どのように、この巨大なサイクロン(低気圧)は、できましたか?
 異常に強い嵐、おそらく南大西洋の記録された歴史の中で最も強い嵐が、先週、ブラジルの海岸を横切りました。
 こんなに強力なサイクロンは、ハリケーン(台風)の種類の1に分類される最初で、これまでに南大西洋で見られない非常に珍しいものでした。
 熱帯性低気圧は、温水の地域の上に一般的にできる垂直な風のシア(剥ぎ取り)がほとんど無くて、低気圧の大きな地域ではなく、蒸発を介して低気圧を動かします。
 しかし、中央の比較的冷えた空気の報告は、この嵐が特別な熱帯性であったことを示します。
 正式な名をつける先例が、この地域の社会でないけれども、嵐は地元の気象学者からカテリーナと呼ばれました。

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