ロズウェルのUFO墜落と民間航空機老後生活の全貌

 今日の真相画像は、航空機の墓場とも言われている現場を衛星と航空機と徒歩で激撮した特集です。

 2001年9月11日の航空機テロ衝撃のその後では、想定内と想定外の影響が世界各地で発生しました。
 まず、想定の範囲内は、アメリカに限らず多くの先進諸国、特に、非イスラム圏の国々では、航空機利用者が激減しました。
 次に、想定の範囲外は、利用者の減少で航空機がダブつき耐用年数前の航空機が多く廃棄されました。
 この航空機の廃棄では、『もったいない』運動の以前にもかかわらず、主題画像のように缶飲料容器へのリサイクルを増進させて余るほど作られ続けています。

 缶容器の原価が低減しているのに、中身に関しては、まったく安くならずテレビなどの宣伝が多くなりました。
 それにつられて、『賢い消費者』は、アルミ缶の有効利用に協力するために、せっせと缶飲料やアルコール飲料缶を購入し続け、廃棄される航空機のリサイクルに協力しています。
 この熊のプーさんかもしれないコカコーラの缶も、アメリカや日本などの民間航空機の廃棄材料から作られています。

 航空機の火葬場と墓場は、多くがアメリカ本土にあります。
 アメリカのニューメキシコ州ロズウェル市には、膨大な規模の航空機再処理の工業団地があります。
 それは、ロズウェル産業航空センター(RIAC)で、市中心部から8キロメートル南に位置しています。
 元々は軍用航空機の開発を目的としたウォーカー空軍基地があり、米国空軍戦略空軍司令部が管理する最大の施設の1つでした。
 1967年の基地閉鎖以来、市は、広範な離着陸場複合体を民間航空利用に転化させました。
 5,000エーカーの土地にRIACとの借用契約で利用できる建物を完備しており、進出企業は箱物に不自由することはありません。

 ロズウェル産業航空センターには、デブレモン州軍施設があります。
 名称のデブレモンは、スイスからロズウェルに移民した農民であり牧場主でありニューメキシコ州軍砲兵中隊の有名な指揮官であったチャールズ・M・デブレモン(1863-1919)の名をとってつけられました。

 基地の用地は、陸軍飛行トレーニング・センターと爆撃手養成所を設立する目的で、1941年に取得されました。
 爆破目標が滑走路に隣接してあったけれども、航空機から落とされる唯一の代物は、砂や小麦粉の袋でした。
 B-29航空機の訓練を積み重ねた第509航空団は、最初の特別な兵器であった原子爆弾を日本に落としました。
 陸軍航空隊が、1949年6月まで飛行場を利用した後に空軍に移管され、その後にウォーカー空軍基地として知られました。

 さて、ロズウェルと言えば、未確認飛行物体(UFO)の話題を避けることができません。
 実際に、UFOと呼ばれる事象に対する現代の関心事の起点は、1947年6月から始まりました。
 一部のプロと称するUFO研究者は、UFOの観察例が聖書に記載されている時代に遡ると主張しています。
 けれども、ほとんどの研究者はその時代について論じることは無く、1947年に始まった現象がUFO史のいずれにでも匹敵すると結論します。

 後で「1947年のUFOウェーブ」と見なされた中には、1947年5月17日と年7月12日の間で起こった16の推定される目撃例から始まりました。
 しかし、何人かの研究者は、その期間に800もの目撃例があったと主張しています。
 「ロズウェル事件」は、推定上1947年7月に起こった事象を指します。
 陸軍航空隊が伝えるところによると、ニューメキシコ州ロズウェル近くで、破損した「飛ぶ円盤」の遺物を回収したとのことです。

 いつの時代にも、当局に都合の悪いあるいは当局の隠蔽工作では、当局の発表とつじつまの合わない状況が発生し続けます。

 このロズウェル事件にしても、墜落した『円盤』が気象観測あるいは放射能検出気球であったと、また、有機体と思われる物体はテストで使用するダミー(人形)であったと結論付けています。
 しかし、当局が肯定すべき気球物体の証拠を提示もせずに、世間一般は納得しません。体液(血液)を事故の衝撃で破裂箇所から流出させるほどリアルなダミーを作ることができているならば、その実物を公開しても軍事機密に支障をきたす事は無いでしょう。

 複雑に絡み合った釣り糸でさえ、根気よく一つ一つ解きほぐしていくならば、結び目の無い元の糸に戻すことができます。途中で切断しつなぎ合わせたのでは、大物を釣り上げたときに破損します。取り逃しもします。
 複雑に見える真相の解明は、時にもどかしかろうとも一つ一つ自然の摂理に則って解きほぐしてこそ真実の光明に出会えます。

 以前に日本放送協会が、ロズウェルを舞台にしたテレビドラマ『ROSWELL 星の恋人たち』を放送しました。
 どこぞのミーハー首相ほどミーハーでなかった私は、眠っていた異星人の本能が目覚めマックスに嫉妬してリズに恋焦がれる血が沸騰し、番組終了と共に灼熱が寒風に吹き攫われホームページを冷凍にした無情な思い出が蘇りました。

 ということで、次回の今日の真相画像は、今回に引き続き空飛ぶ円盤墜落の本家を徹底的に・・・探れるかなぁ?

 本日号では、ロズウェル未確認飛行物体墜落の概観とおかげで主題から付け合せに追いやられた中年老年熟年の各世代民間航空機の呟きと画像にもお付き合いいただきたいと思います。

 今日の真相画像 2006年2月15日号 ロズウェルのUFO墜落と民間航空機老後生活の全貌 詳細ページ