沖縄にぶち込む北朝鮮のミサイル基地を暴く

 今日の真相画像は、現在まだ発射のニュースが流されていない北朝鮮のミサイル関連です。

 北朝鮮には、北部の「ヨンジョリ(Yongjo-ri)」に沖縄だけに狙いを定めたノドン型ミサイル基地があります。
 今日は、そのヨンジョリ・ノドン型ミサイル基地の全容を皆さんでも見られる民間衛星映像を基にして、様々な視点から暴きたいと思います。

 アメリカの信頼が置けそうな軍部の情報当局の報告によると、北朝鮮は、中距離用のテポドン1型ミサイルの発射基地を少なくとも2箇所に構築しました。
 ヨンゴドン(Yongo-Dong)のテポドン1型ミサイル発射基地は、1999年から2000年に完成しました。その前の1998年時点で、この地には推進燃料の格納庫が完成していて、打ち上げ台の構築が残されていました。

 また同時に、スカッド・ミサイル群の技術支援基地であるチハリ(Chiha-ri)に同様の基地を構築中でした。

 アメリカの軍事偵察衛星は、この時期にテポドン1型ミサイルの格納庫、ミサイルの増産設備、打ち上げに必要な燃料の格納庫を識別することができました。

 いくつかの軍事報告書よると、北朝鮮は、中国国境から遠くないところにある北部のヨンジョリに中距離のノドン型ミサイルを格納しています。
 このミサイル基地は、山の地中にミサイルと推進燃料を格納するための10箇所以上のトンネルの出入り口を持った基地になっています。
 そして、北朝鮮のノドン型ミサイルの半数を格納していると推定されています。
 北朝鮮から脱出した軍関係者は、この基地に12箇所のトンネルがあり、36機のミサイルを格納していると証言しました。
 この基地では、ノドン型ミサイルが、地下から発射台をかねた運搬設備機(大型トレーラーのような自走機)で移動すると思われています。

 2004年9月12日に、中国との国境近くにある北朝鮮のヨンジョリ周辺で、巨大な爆発の報告があったと報告されています。
 韓国のメディアは、その爆発が2004年9月9日の北朝鮮「建国」56周年を祝する大爆発であったと報道しました。
 一部の通信社は、一般の衛星からも視認できるほどに巨大な影響痕跡を残した爆発であったと、出所秘匿で北京筋の情報を伝えました。
 アメリカの情報機関は、ソウルで外交筋の情報を引き合いに出して、直径最高4キロメートルに及ぶキノコ形の雲が作られたほどであったと分析しています。

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