北朝鮮は世界遺産を迎撃ミサイルで守る


世界遺産の旅、今日は、北朝鮮の巻です。

というように北朝鮮を今日の地球画像に格上げしようかなぁと思ってもいないけれど、
物は試しと北朝鮮世界遺産を眺望したら
なんと
さすが軍事大国、強奪天国の北朝鮮だけあって
世界遺産を迎撃ミサイルで守っていました。


米 ####  こから区切りまでは、一部の言葉を伏せるか飛ばすと本来の意味になります。

たいていの世界遺産は、観光名所になるので軍事施設近くを指定することは無いはずだけれど
北朝鮮は心が広いのか金正日の額が広くなったのか
軍事施設の隣を世界遺産として登録しています。

参考までに
北朝鮮世界遺産は、ほとんどが高句麗時代の古墳です。
韓半島と朝鮮属国の中国大陸にかけて散らばっています。
その中で、約30個の古墳が北朝鮮世界遺産として登録されています。
その全てが、内部に壁画のある高句麗時代の古墳墓です。
10000ほどの古墳の中でも壁画のある古墳は90ほどで、
半分近くが北朝鮮地域にあります。

古墳は、搾取王や贅沢の限りを尽くす王室関係者を埋葬して閉じ込めているとされ、
壁画は、当時の搾取者たちの生活ざまを描いているとされています。

考古学的に古墳荒らしを歓迎できませんけれども
奈落に落ちてまで贅の限りを尽くそうとする搾取者たちの墓を
迎撃ミサイルまで設置して大切に守る必要性も無いでしょう。

ここまで、伏せ言葉飛ばし言葉の区切り #### 米


世界の盗掘好きの皆さん。
ひょっとしたら古代人の骨の代わりに人民を虐待し強奪した金銀財宝を格納しているのかもしれません。
また、まだ北朝鮮の古墳には金正日も知らない財宝も隠されているかもしれません。
迎撃ミサイルを掻い潜ってお宝を手に入れることも可能のはずです。
ご健闘を祈ります。


さて、話を転じて「由緒正しい」海賊末裔の地に移ります。

ストーンヘンジ遺跡環境にある「カーサス」についてですが、
一部の方は、『サーカス』と早読みされたこともあると思います。
かく言う私も、字幕をサーカスとしていました。
試写で椅子から転げ落ちあわてて入れ替えました。

しかし、癪に障ったのでサーカスでもいいはずと語源を調べたら、
サーカスの祖先がカーサスでした。
ですから、カーサスを早読みしてサーカスとしたとしても
語感がちょっと違うだけで、系統は正統です。

欧米文化は、ラテン語に語彙を求めています。
つまり、カーサス(cursus)をサーカス(circus)と誤読したとしても間違いとはいえないわけです。
サーカスの語源がこのカーサスで、カーサスが英語に訳されてコース(course)になったとのことです。
また、走るという意味もあり転じてサーキット(circuit)にもなりました。
ビデオでも触れていますが競技のラテン語の派生がカーサスなわけです。
で、丸いコースがサークルに転じて、円形状を舞台とするサーカスが発生しました。
ですから、サーカスはサークル(circle)、つまり環状の派生語です。
ところが、このカーサスには、他にも儀式という英語の意味がありますので、
ストーンヘンジ遺跡でのカーサスでは、競技場と儀式の通りの二つの解釈になっています。

一部の人々は、cursusをカーススとも発音するようですが、カーサスなど好きなように発音するのが、
アメリカ英語発音の基準になっているようです。

私は、言語学者でも皆様のNHKのアナウンサーでもありませんので、当サイトとブログに関するエーゴの発音表記について突っ込みをしないようにお願いいたします。


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