火星の竜巻、カラー画像


この画像は、火星ローバー・スピリッツが火星太陽日第621日目に撮った火星の竜巻です。
各フィルターの撮影時間が異なるために、竜巻の色を特定できませんが、移動の様子は見ることができます。

緑のデータが、一部欠落していますけれども、赤と青のデータから見る限り、NASAの意図的なものでなく撮影不良となりそうです。

このカラー画像は、注釈の通りにカラー合成しています。
いわゆる私たちが普通に見るデジタルカメラのカラー画像に近づけています。

フィルター色に相似させるには、さらに赤と青のバランスを調整させる必要がありますが、ほぼこの画像で補えるはずです。

見慣れているNASAのカラー画像のように見たい場合は、かなり濃い赤の色眼鏡でこの画像を見てください。

くどいけれども、NASAの公開しているカラー画像合成用の生データでは、赤みが強い画像になりはすれども、全面が赤茶けたカラー画像にはなりません。

火星の大気は、地球よりも薄いという科学的根拠があります。ところが、NASAの公開しているローバーのカラー画像は、火星大気が金星に匹敵する濃さです。それなのに、地表の影がくっきりと見られます。

大気が濃いのならば、遠くの太陽からの光が、かなり薄められ影も薄いはずですが、NASAのカラー画像では、論理的に矛盾する合成画像と言えるでしょう。

火星ローバーは、間違いなく火星に到達し、火星からのデータを送っているのですから、火星が地球の地表や大気のようであったとしても、地球で撮影したものと似て非なるものになります。

それは、垣間見せる火星の空に現れているではありませんか。

NASAは、何に怯えているのでしょうか?


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