今日は、月と雲の出会いと別れ模様?そしてカリーナ星雲の混乱原因

月と雲の出会いと別れ模様?

 今日の宇宙画像は、月食のコースです。
 11月8日から9日にかけての月食を惑星地球の一部の人々は晴天に恵まれて楽しめたようです。
 主役の画像では、かすかな左下の雲が両手を広げて月を放り投げたようにも捕まえようとしているようにも見えます。
 関連画像では、オレンジ色の月食の下部の青白い輝きが印象に残りそうです。
 来年も5月と10月に月食があるようですけれど、当分日本からは、月食を見ることができないようですね。
 しばらくの間は海外の秀作の鑑賞になりますか?

コネリー・スプリングスの食月光
Credit & Copyright: David Cortner
説明:
 幸いにも11月8日の夕方、アメリカのノースカロライナ州コネリー・スプリングスの上空は予想に反して大部分が晴れていました。
 実際、大部分が早くから晴れわたっていて、カメラマンのデイビッド・Cortnerが夕方の予定された天の娯楽(皆既月食)を記録することができました。
 およそ東部時間午後6時30分に部分的な食に入って、赤みがかった皆既食状態へと進み空高く昇っている間、Cortnerは月の望遠鏡の画像を8分毎に撮りました。
 食の終わりの近くで、彼も長い露出で広角の眺めを記録しました。そして、まだ部分的に食している月光で輪郭を映し出し厚くなっている雲と景色を現しました。
 後で、望遠景色にこの劇的な合成食連続をつくるために、広角画像を通して月のコースに沿って慎重に組み合わせました。

今日の宇宙画像 2003年11月11日号

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カリーナ星雲 爆発しやすい星の混乱した近辺
Credit: NASA and The Hubble Heritage Team (AURA/STScI)

 劇的な暗い塵こぶと複合構造は、エータカリナと呼ばれている超明るく変光する星から高速度の星の風と高エネルギーの放射によって刻まれます。
 この画像の範囲は、最も大きくて最も熱いとして名の知られた星の一部である2つの大集団との間にあるカリーナ星雲内を示しています。
 このNASAハッブル宇宙望遠鏡クローズアップ眺めは、全体で200光年あるカリーナ星雲の3光年範囲の部分だけを示します。
 2002年7月にハッブルの広角フィールド惑星カメラ2で撮ったこのカラー画像は、それぞれ、青、緑、赤の色を割り当てた紫外線で、可視の赤外線フィルタによる複合物です。

ハッブル宇宙望遠鏡画像 2003年11月06日号