プレイアデスを従えて登場の金星
今日の宇宙画像は、プレイアデス星団の主役を演じているような金星です。
周囲の星々の背景からまるで超新星のようにも見えます。
関連として、火星、金星、プレイアデスが一列になっているように見える地上からの画像、プレイアデス星団などです。
詳しい説明を省きましたが、まさに「超新星」になったような金星、半月の相を見せた金星も掲載しました。
また、新しく発見された彗星ブラッドフィールド(C/2004 F4)のオーストラリアの地上からの観察画像も取り上げてみました。
金星とプレイアデス
Credit & Copyright: David Cortner
説明:
金星は、光り輝く宵の明星として日没の後、まだ西の空を支配します。
今月初めにその仲間の惑星と共に裸の目に黄道をさまよう一方で、金星はプレイアデス星団の近くを通りました。そして、地球に根ざした空を見る人に著しいマスコミ向けのポーズを提供しました。
M45としてカタログに登録されているプレイアデスの星々は、かすんだ青い反射星雲に巻き込まれて長い露出映像で多くの場合現れ、それだけで、美しい眺めに寄与します。
4月3日の夕方に記録されたこの映像内で金星は、セブン・シスターズ(昴)と近付いて光り輝くけれども、繊細な宇宙雲からの光を圧倒します。
この眺めで金星は、アルシオネよりおよそ700倍明るい対照で現れて、最も明るいプレイアデス星ような見本を提供します。
地球からちょうど5光分以上の金星に対して、アルシオネと他のプレイアデス星団の星々は、およそ400光年遠いです。
太陽に出生を与えた緊縮している星雲から作られた金星は、同じくおよそ45億才です。
プレイアデスの星々は、たぶんたったの数百万歳です。