土星の月を打つ松井は、空振り?ホームラン?

 今週のカッシーニ画像は、ニューヨーク・ヤンキースの4番、Hideki Matsui のバットに空を切らせるレッドソックスの宿敵左殺しピッチャーが投じたボールのようにも見える土星のリングと衛星月エンケラドスです。
 構図的にリングの右上が細く角度も絶好の場外に向かう打ち出しに見えますので、松井秀喜選手がホームランを打ち返す寸前としたいところでしたが、女神の微笑み画像に出会ったときのために書き惜しみしました。
 ところで、永遠の眠りについているホイヘンス探測機からは、もうタイタンの地上データを得られませんので、カッシーニが高解像度のタイタン映像を送信してくれるよう願うだけです。
 数百億円のタイタン着地プロジェクトは、20分あまりの一点観測でした。
 それに比べホリエモンのフジテレビ着地は、2ヶ月を要しましたが、1500億円ほどフジテレビから得る複合ミッションとも比喩できそうです。
 土星からの実況中継権を得るまで、フジテレビが持ち堪えられるのか多々疑問がありますけれども、宇宙船開発機関の理事になったホリエモンとの手打ちは、ひょっとしたら買得となるかもしれませんね。
 私は当分、売り逃げはしてもライブドアの買い増しはしませんけれど・・・M&A防相場に飛び乗るのも喜怒哀楽で疲れます。