土星リングと月の側面映像

 土星の影による暗いリングの前で、土星の明るい月エンケラドスが、ここで浮かんでいます。
 エンケラドスは、直径505キロメートルです。
 この眺めは、リング面の下で1度未満からカッシーニが撮りました。
 リングの下から直接見るならば、惑星の巨大な影は、細長い半楕円として現れるでしょう。
 鋭い視角度が、この場所から影を細い一片のように見えさせます。
 暗い影が、右で最初にリングの外でちょっと取り去って、遠く離れた最も外部のリング物質が、先細りになって弱まるように見えます。
 この画像で見えるリング特徴は、外のリング端から中へ、Aリング、カッシーニ間隙とBリング、そしてここで多くを占めている暗い範囲がCリングです。
 中央近くと中央左下で見える2つの隙間は、土星から約77,800キロメートルにあるタイタン隙間で、惑星から約75,800キロメートルにあるのが無名の隙間です。

 また、2005年3月31日にカッシーニは、タイタンへの接近飛行の間に、明るいザナドゥ(桃源郷)地域の東で、昼間の最もよい眺めを得て狭角度カメラで撮りました。
 繋ぎ合わせ画像は、以前に広角度カメラで得た映像を全背景にし、今回の接近飛行で得た狭角度カメラ映像の小さいフレームを重ねています。
 これらの映像データは、暗い広がりと周囲の明るい地形の新しい詳細を示しています。
 ここで見られる特徴のいくつかが、これまでのタイタンの他の場所で見られたのを思い出させるけれども、映像は、また、新しい特徴を明らかにします。


 土星の衛星月パンドラが、土星のFリングの外の端越しに、軌道に乗っているこの劇的な表示で見られます。
 明るいいくつかの範囲が、Fリングの中に見えます。
 主要なリング内のキーラー隙間と明るい長い巻き毛に加えて、エンケ隙間も見えます。
 パンドラは、直径84キロメートルです。

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