宇宙に重力波の氾濫を起こしている連星系
今日の宇宙画像は、熱愛の激しい白色矮星の合体予測です。
およそ5分に一回、体制を変えて激しい合体へと突き進んでいます。
もし、惑星地球人類が真似するならば、確実に体力を消耗させ痩せ細り棺に包まれて、大気に薄れ行く運命になるでしょう。
この連星系は、新たな親星となり合体の結果、惑星系を子として誕生させるのかもしれません。
私たちの太陽は、天涯孤独な親星で、このような合体に向かう連星系は垂涎の的なのかもしれませんね。
性の不思議項目で取り上げるべきか思案題材になりそうです。
白色矮星渦
およそ1,600光年離れてJ0806として愛情をこめて知られている連星系では、2つの密度の高い白色矮星が、321秒ごと一回、互いを軌道に乗って回ります。
チャンドラ天文台のX線データを解釈した天文学者は、星々のすでに印象的に短い軌道期間が、一緒に着々とより近い星々の渦として、より短くなっていると主張します
たとえそれらが、およそ80,000キロメートルの別れがあるとしても、熱愛する2つの星は、その結果、結合する運命にあります。ちなみに、地球と月の距離は、この連星系では熟年の家庭内別居と形容できそうな400,000キロメートルです。
このアーティストの想像力で表される驚くべきJ0806システムの死の渦は、白色矮星が重力波を起こすことによって軌道エネルギーを失うと予測するアインシュタインの一般相対性理論の結果です。
実際、J0806は、私たちの銀河の中の重力波の最も明るい源のうちの1つであり得て、それは、将来の宇宙に基づく重力波計器で直接、検知が可能なようです。
互いに死を握り締め結合が予想される各々の軌道に乗って回る2つの白色矮星は、たった今、宇宙を重力波であふれさせているかもしれません。
これらの波は、アインシュタインによって予測されていますが、直接、決して見つけられない時空内の波紋です。
アインシュタインは、加速する大きい天体が、光速度で宇宙中に広がる重力波を発すると予測しました。
通り過ぎる波は、地球や月などの全ての物質が、海上のブイの様に上下に動く原因になり、かすかに物質間の距離を変えます。
RX J0806.3+1527またはJ0806と呼ばれている2つの白色矮星の連星系は、渦巻くと共に閉じこめられるように毎時150万キロメートル以上も移動しています。
それらの軌道が、さらに狭まり合併の原因となって、さらに小さくなったシステムは、重力波でますますエネルギーを解き放つはずです。
この特定のペアは、これまでに知られているどんな連星系よりも最も小さい(狭い)軌道を持つかもしれません。それらは、かろうじて5分を超える321.5秒で、軌道の周回を完了します。