運命づけられた星のエータカリナ

 超大規模な星のエータカリナのガスと宇宙塵雲の巨大な膨らんでいるペアが、この衝撃的なハッブル望遠鏡画像で記録されました。
 たとえエータカリナが8,000光年以上離れていようとも、ほぼ私たちの太陽系の直径に近い160億キロメートル幅の特徴は、簡単に区別することができます。
 エータカリナはおよそ150年前巨大な爆発で苦しみました。そのとき、南空で最も明るい星々の1つになりました。
 星が超新星爆発と同じくらい多くの可視光を解き放ったけれども、この星は爆発を生き残りました。
 ともかくも、時速250万キロメートルで全て外へ動く爆発は、2つの大きな突出部と薄い赤道のディスクを生み出しました。
 私たちの太陽よりも100倍重いと推定されるエータカリナは、私たちの銀河の中で最も大規模な星々の1つであるかもしれません。

 運命づけられた星のエータカリナの超鮮明な眺めは、二段抽出による少ない表示色数でより多くの色数表現と形状解析の画像処理技術の組み合わせです。

 天文学者は、ハッブル宇宙望遠鏡でこれまでに作り出された拡張天体の最も高い解像度映像の1つを作り上げました。
 結果として生じた画像は、驚くべき詳細を現します。
 塵通路、小さい凝結と意外な放射線が、先例のない明瞭さですっかり現れています。
 中心にある星の外側の噴出物塊りは、その星よりも100,000倍も微かです。

 エータカリナは、およそ150年前に巨大な爆発の現場で、そのとき、地球の南空で最も明るい星々の1つになりました。
 この星は、超新星爆発と同じくらい多くの可視光を解き放ったけれども、星として生き延びました。
 新しい観察は、両極性の突出部の間で赤道面に沿って過度の紫外線光の流出を示します。
 明らかに、下方の突出部の星際の間に、比較的小さい塵塗れ破片があって、そこから大部分の青い光が、流出しています。

 他方、突出部は、優先して青い光を吸収する多量の塵を含んでいて、突出部が赤みがかったように見える原因になっています。
 この星は、私たちの太陽の500万倍以上のエネルギーを放射しています。
 またエータカリナは、星の天文学の大きな謎のひとつのままであると共に、新しいハッブル映像は、更なる難問を提起しました。

 結局、この星の爆発は、一般に控え目な他の星の両極性の爆発と星からの流体力学の流出に対して、ユニークな手掛かりを提供するかもしれません。

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