110億年前の銀河が届ける惑星存在の証拠

 今日の宇宙画像は、110億年前、宇宙が30億才の時の銀河です。
 今日届く可視光では、暗黒の宇宙空間に溶け込んでいますが、強力な赤外線の目で見たときに、とても明るい光として浮かび上がりました。
 これらの遥か遠くの銀河の塵から、私たちの地球のような惑星を作る物質のひとつであるケイ酸塩のスペクトルが検出されました。
 天の川銀河には、130億年前の惑星も存在していますので、惑星の誕生年代に驚きは有りませんけれども、天の川以外、それも、宇宙が青年期に入った頃の銀河からの検出ですから、一目に値します。
 そう。惑星のある銀河は、天の川だけではないことと、遍く宇宙の銀河の星々に惑星が存在する証明にもなるのです。
 次の希望は・・・・・申すまでも無く、他の銀河での生命体の存在証拠となりそうですね。