晴天を屋根の隙間から見られるNASA施設

 ハリケーンカトリーナは、ルイジアナ州ニューオリンズにあるNASAのミチャウド組立施設群にも被害を与えました。
 NASAの建物が自然災害、特にハリケーンとトルネードに弱いのは、周知の事実になりそうです。
 建物の外観の被害ほどには、内部に保管中のロケットなどに被害は及んでいないとNASAの広報は声を大にして発表しました。
 内部の証拠写真は、NASA情報として取り上げるには刺激のないものが2枚でしたので割愛しました。

 近所にあるロッキード・マーティン社のミチャウド工場が水没したのに比べるならば、関連で取り上げた米国海洋大気庁(NOAA)の映像でもわかるように、少し小高い位置にあるようです。

 施設群の全体風景と関連最後の画像に映っているお寝んねしているロケットは、ハリケーンの攻撃で横たわったのではなく、施設群の象徴として最初から横に設置しているようです。
 ハリケーンカトリーナの怒声にも動じることなくスヤスヤとお寝んねしていたとは、さすがNASAの申し子となりそうですね。

 このNASAのミチャウド施設群の職員も被災者であり、現在も行方を把握できていない多くの職員がおります。
 NASAでは、フリーダイヤルや専用のウェブページを設置して安否情報を収集しています。

 NASAでは、シャトルのパネルだけでなく屋根も剥がれます。詳細画像は、最近のNASA情報 2005年9月7日号でお見逃しなく・・・