フロリダをオレンジ色に染めたアポロのフィナーレ

 今日の地球画像は、アポロ11号から17号までの打ち上げ風景です。
 フロリダの宇宙センターも、打ち上げの度に異なる様子を見せています。
 青空に吸い込まれるように、雲を突き抜くように、フロリダの夜空をオレンジ色に染めるように、アポロは月に向かって飛び立ちました。

 惑星地球人を月に送ることは、間違いなく歴史の全てにおいて最も難しい科学技術の集積事業でした。
 確かに、アメリカの科学者とエンジニアは、月に9回の有人飛行で6回のクレータに満ちた月面への着陸を伴って、最高の限度まで負担を課されました。
 アポロ計画の科学の結果は、圧倒的でした。
 アポロの間に学んだ多くは、月の構造と歴史について基本的な理解と理論の改訂を科学者に要求しました。
 そして、アポロの間に収集されたサンプルとデータは、科学者を数十年の間多忙にさせています。

 いずれのアポロ計画にも対するもう一つの側面が、続く数年にありました。
 正確な歴史の点で、ほとんど注目と視程を受けませんでした。
 それは、これらの複雑で難しい飛行の間に起こった出来事の実際の記録です。

 私たちの宇宙で、地球以外に直接天体の表面を観察するために、地球の最も近い隣人に着陸し探検した12人の宇宙飛行士は、ずっと唯一の惑星地球人でした。
 月の探検の間の彼らの個人的なコメントと解釈は、本当に希少な『世界遺産』です。

 アポロ17号は、この千年紀の人間による月の探検に対するフィナーレでしたけれども、それは、新たに開始する良い位置です。
 アポロ17号による月の表面着陸の航海日誌は、地球から離れた人類の初期の探検の1つの複雑で、それでも正確で、また、動きが速くそれでいて魅力的であると共に、しばしばユーモラスな記録です。

 惑星テラ見聞録の今日の宇宙画像では、再開する月探検に向けて、アポロ計画を振り返ります。

 あなたに地球と宇宙旅行の楽しみと宇宙探査の臨場感を伝えられるかもしれない今日の画像第5弾が今、発射台に立ち上がりました。
 燃料切れの無いように、音信不通にならないように、管理者として苦悶の日々が果てなく続きます。

 フロリダをオレンジ色に染めたアポロのフィナーレ 今日の地球画像 2005年12月19日号の詳細ページ