イランが首都テヘラン近郊に核兵器開発の秘密トンネルを建設中

 2006年1月31日のイラン政府内部の情報源に寄れば、イラン政府は、核兵器プログラムの一部として最高機密のトンネルを建設しています。(この情報源は、過去においても正確な情報提供源として世界の報道機関で証明されています。)

 この秘密トンネルの建設には、イスラム革命防衛隊(IRGC)が関与しています。
 秘密のトンネルは、コードネーム「オルムズ・トンネル」であると伝えています。

 それは、政権の核兵器研究開発の促進を意図していて、トンネルは、イランの首都テヘラン近郊北東に位置する小さな都市のシャーハラク・エ・バジ(Shahrak-e Bazi)にあります。

 テヘランの北東に位置する小さな都市近くにあるこのトンネルは、テヘラン・ラシュカラク(Lashkarak)ハイウェーの隣にあります。
 このトンネルは、山の傾斜に面する小型都市の北部で見つけることができます。
 トンネルの出入り口は、一面が上の山に直面する遠くの住宅地に近いところに作られていて、地域社会と調和するように偽装されています。

 この秘密の核兵器開発トンネルは、そのような場所にあるために疑わしい核の現場として見逃されがちです。このロケーションは、住宅地の近くにあるためにこれからの国際原子力機関(IAEA)による査察でも容易に突き止めることができず、検査官も高度の核施設現場と想像できないほど欺くかもしれません。

 このトンネルの設計は、2004年に完成して、2005年3月から本格的な建設工事が始まりました。

 このトンネルの直接の建設担当は、テヘランにあるハラ(Hara)建設会社で、ハラ社はクハタム・アル・アンビア(Khatam Al Anbia)と関連した土建会社であるとともに、IRGCの主要な工学本部です。

 この会社は、IRGCのエンジニアリング会社のメンバーとイラン政権が信頼する個人から構成されています。そして、IRGCは、秘密の軍プログラムでこの会社を使っています。
 過去に、この会社は、イラン国防省核兵器開発活動で他の場所でトンネルを造りました。
 また、この会社は、空気換気システムの製造に加えて建物反放出壁の建造で経験が豊かです。

 情報源は、このトンネルが、作業工場、設備、格納倉庫、管理を含めて、核の研究開発で使われることを示すとともに、トンネルが核兵器研究開発のために造られていると確信しています。

 トンネルの蹄鉄状金属フレームは、ハラ社のImamzadeh Hashemの作業工場で2006年1月初めに作られました。

このトンネルで働いている専門家は、情報秘密保持事務所によって、彼らがトンネルの周辺で漏れる情報を防止するべきであり、もし機密を漏洩したならば重要な結果に直面するであろうと警告されています。
 すなわち、機密漏洩者は、いかなる職・地位にあろうとも家族ともども裁判抜きで即刻銃殺されることになっています。既に、その事例が発生しています。

 ですから、このような最高機密の情報をはるか遠くの日本に住む私でさえも政府内部の情報源から得ることができるのです。

 たぶん、アメリカ中央情報局、国防総省情報局もこのプロジェクトの詳細を把握しているはずですが、公表をしていません。

 笑い話のようですが、トンネル発掘開始時には、住宅地の近くで非常に大きな騒音を起こし最高機密の漏えいの危機に直面しました。そのため、騒音問題発生直後から極秘任務を再認識して低音装備の発掘装置に切り替えてトンネルの構築を行っています。

 イラン政府は、核疑惑交渉において透明度を約束する一方で、それをいっそう秘密主義にし地下に最高機密の核兵器プログラムを発動していて、イラン政府の行為と公式発表の間に隠しようのないギャップがあります。

 民間の核関連施設と対照的に、イラン政府は、ますますその原子力計画を革命防衛隊の指揮下に配置し核兵器プログラムのさらなる開発に邁進しています。

 イラン政府は、核開発プログラムを2004年以降凍結すると世界に約束する一方で、反対に、可能な限りできるだけ速くその最初の核爆弾に接するように核開発計画の速度を上げました。

 結論として、私は、これ以上の遅延を許すことなくイランの核に関する討議を国連安全保障理事会で即時に再開できるように、IAEA理事会に対して緊急事態会議で決議することを要求します。

 それが、身を挺して国家機密よりも地球の危機を優先し最高秘密を漏洩したイラン国民の良心に報いることになるのです。

 惑星テラ見聞録は、いかなる国家機密の暴露であろうとも宗教や主義に囚われることなく、真相をありのまま伝えます。

 今日の真相画像 2006年2月1日号 イランが首都テヘラン近郊に核兵器開発の秘密トンネルを建設中 詳細ページ