乙女マリア台風の置き土産で宇宙人面が出現?
雲を観察すると地理的条件により特別な眺めになります。
この宇宙人の顔をしていそうな雲は、2001年11月に多角度イメージング分光放射計(MISR)による映像データから作られました。
このような不思議な雲は、複数の雲種類の関係を例示します。
通常、雲は、その雲を地上からの観測でどのように現れたかそしてそれらの気象条件から巻雲、積雲、層雲などで表現されます。
しかし、衛星を観測土台とするならば数十キロメートルから数百キロメートルに及ぶ範囲で生ずる空一面の雲構造を、地上の観察者より非常に容易に見ることができるので、宇宙から見た時に雲は、非常に異なっているように見えます。
この画像は、太平洋東部熱帯地域上空325キロメートル×380キロメートルの範囲の雲を示しています。