橋下大阪府知事に謹呈する記事・壁崩れ、教室にキノコ「地震で死んでまう」 大阪の中学



府民いじめに邁進する大阪府知事にうってつけの記事です。

100年後、1000年後の子供たちの笑顔を見る前に、今のこの子らに笑顔を見たいと思いませんか?

あなたの寛大な府政の犠牲になりつつあるのは、裕福なあなたが見ることもない下町の子供らです。


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 公立小中学校の耐震化率が全国最低水準の大阪府高石市で、校舎の老朽化が深刻化している。校舎の外壁ははがれ、雨漏りでキノコが生えた教室まで現れた。市は先月末、危険な建物については本格的な耐震診断を始めることにしたが、補強は早くても1年以上先。「地震が来たら、おれら死んでまうやん!」。生徒から怒りの声も上がり始めた。

 今月2日の朝、市立高石中学校の校舎脇に、子どもの手のひらほどのモルタル片が落ちているのを教頭が見つけた。2階の相談室付近の外壁だった。市教委は外壁内の鉄筋がさびてモルタルが浮き上がったことが原因とみる。

 「当たると危険なので、校舎の壁には近づかないように」。翌朝、各クラスの担任が生徒に注意を呼びかけると、「揺れてもないのに壊れるなんて」「地震があったら、おれら死んでまうやん」と騒然となったクラスも。生徒の一人は「もっとちゃんとしてくれ、と思った」と憤る。

 同校では、昨秋にも壁のモルタル片が落下。一部は修繕したものの、むき出しのまま放置されている鉄筋が目立つ。

 少なくとも数年前から雨漏りも続く。屋上の防水工事をしたが、今も最上階の3階の被服室と、その下の図書室で、天井や壁から水がしみ出す。被服室の壁の塗装ははがれかけ、コンクリートと木の継ぎ目からは親指大の白いキノコが何個も発生した。写真を見た森林総合研究所関西支所(京都市)は「サルノコシカケの仲間ではないか。屋内で生えるのは珍しい。木の内部が腐っているのだろう」と驚く。

 老朽化は高石中学(完成1956〜80年)だけに限らない。昨年、清高小学校(同67〜69年)でも校舎入り口のひさしのモルタル片が落下。羽衣小学校(同70〜79年)では体育館の石膏(せっこう)ボードが落ちた。

 6月20日の文部科学省の発表では、高石市の小中学校の校舎耐震化率は7.3%(全国平均62.3%)で、全国の市の中で最も低い。

 同市は堺泉北臨海工業地帯の一角にあり、高度経済成長期に人口が急増した。市内10校の小中学校の大半の校舎が81年以前の古い耐震基準で建てられており、一斉に老朽化している。昨年8月に学校施設の耐震化計画を策定したが、すべて完了するのは15年度の予定という。

 対策が後手に回ってきたことについて市教委は「バブル後、工業地帯の固定資産税収入の落ち込みなどで財政が厳しく、抜本的な補強が出来ていない」と説明する。市役所内には「隣接する堺市との合併話が浮かんでは消え、本腰を入れる意識が薄かった」といった声もある。

 保護者から「うちの校舎は大丈夫か」などと問い合わせが来るようになった。

 四川大地震を受け、国が校舎の補強工事の国庫補助率を引き上げたことから、市は先月27日、市内の小中学校55棟のうち、清高小の校舎など特に危険な26棟について耐震診断をする補正予算7800万円を計上した。ただ補強は長期休業中しかできないため、早くとも来年の夏休みになるという。

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天災は、来年の夏まで待ってくれる保証はありません。
中国四川省の学校で起った人災が、今日明日にもあなたの大切な府民を襲うかもしれませんよ。
あなたが3選を狙うならば、この子らに手を差し伸べて票を掘り起こすべきではありませんか?

工事の騒音が子供らの授業に多少影響するかもしれないが、時を選ばず予算を待たず即修繕行動を起こすのが、危機管理のあるリーダーではないでしょうか?
視聴率が取れないから崩壊するまで放っておくのでしょうか?



ネタ元がやらせ記事造成が得意な朝日新聞だけれども、この記事と画像にやらせ捏造の痕跡はないと思う。