巨星の超巨大な星斑点(太陽黒点)と放射線治療が女性の生殖能力に影

 今日の宇宙画像は、太陽の10倍以上もある巨星についてです。
 私たちの太陽と同じように「太陽黒点」が観察できました。けれどもその規模は、とてつもなく大きなものです。
 また、星の反対球面側でも大規模な「黒点」観察ができた模様です。
 1985年に初めてその現象を観察できた星で、通常の「黒点」では見られない活動を示しているようです。
 ところで星、つまり恒星はたいていの場合「連星」の体系のようです。
 私たちの太陽は、「独身貴族」を満悦しているのでしょうか、それとも連星になるはずだったと思われる木星が「三行半」を突きつけたのかなぁ(?_?)。
 山梨県でもオーロラが観測できたほどの記録的な最近の黒点活動でついこのように考えてしまいました。

HD 12545の巨大な星斑点
Credit & Copyright: K. Strassmeier (U. Wien), Coude Feed Telescope, AURA, NOAO, NSF
説明:
 何が、星が大きいそのような斑点を持つ原因になりましたか?
 私達の太陽は、しばしば表面を横切る比較的冷めた暗い磁気落ち込みの太陽黒点があります。
 HD 12545は、しかし今なお観察できる最大の星斑点を示します。
 星の回転に起因する色のわずかな変化を効用のドップラー・イメージングは、この偽色彩画像をつくるのに用いられました。
 右の垂直棒は、ケルビン絶対温度)の目盛りを示します。
 この巨人は、連星でRS CVn星(別名XX Trianguli)と呼ばれて、三角座の星座に双眼鏡で見えます。
 星斑点は、熱い物質が表面へ流れることを妨げる大きい磁場に起因すると思われます。


 巨大な星斑点は、星座三角座のK0巨星XX(別名HD12545)で見つかりました。その観測には、キット・ピーク国立天文台の0.9m望遠鏡で、ドップラー・イメージングを使いました。
 関連画像では、星を全方位から一連の眺めで表しています。
 K0巨人XX三角座(HD 12545)から得られた一連のスペクトルで再現された画像は、範囲が太陽の半径で12×20もあり、軽く60倍に相当します。そしてこの大きさは、私たちの太陽の最大の太陽黒点の10000倍で、オーロラ的な表層で範囲を巡らしています。
 この斑点は、これまでの観察でも断然に最大の大きさになりました。

今日の宇宙画像 2003年11月02日号

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