地球生命の誕生とその行く末は

 私たち惑星地球の生物は、運命付けられています。
 ある日、地球は、焼け燃え尽きて膨れた赤色巨星に完全に飲み込まれてしまいます。
 これは、私たちの太陽のような主系列星の近くに生きているどんな惑星でも辿る最後の運命です。
 主系列星は、水素で続いています。そして、この燃料が尽きるとき、ヘリウムまで変わって赤色巨星になります。
 赤色巨星に至る太陽の移行が、地球にとって悲報である一方、私たち太陽系の最も遠い地域の中にある氷の惑星は、初めて太陽の暖かさに包まれます。
 太陽は、ゆっくりだけれども着実にさらに明るくその生涯の道で、とても熱くなります。

 太陽が、およそ40億年後に赤色巨星になるとき、主に赤外線で見える赤い光の低い周波数エネルギーを発して、私たちがよく知っている黄色の太陽は鮮明な赤に変わります。
 太陽は、今よりも数千倍も明るくなって、そのうえ温度及びその大気圏が展開する冷めた表面を備えて、ゆっくり水星、金星、そしておそらく地球さえをも飲み込みます。
 太陽の大気圏が、1 Auの地球の軌道に到達すると予測される時、赤色巨星は、多くの質量を減らす傾向があります。そして、噴出したガスのこの波の区域においてまさに地球を突く可能性があります。

 しかし、地球が焼きつくされるか、単に焦げるだけかどうかに関係なく、地球上の全ての生命は忘れ去られます。
 それでも、惑星地球の科学者たちは、このような状況に側面したときに生活が可能な道を、太陽系の中の他の星に誕生させることを検討しました。
 科学者は、太陽から10AUから50AUまでに位置する惑星が、赤色巨星の太陽になっても住むのに適した地帯にあると言います。
 太陽系の住むのに適した地帯は、水が流動状態のままであることができる地域です。

宇宙生物学 2004年4月10日号