火星のメタン驚き

Credit : NASA, JPL, MGS, MSSS

 惑星科学会議の最近の分科会でNASAの科学者は、メタンの比較的高い濃度が火星で見つけられたと発表しました。
 地球上のメタンは主に生物によって生み出されるけれども、また、火山または地殻変動の活動から放出されます。
 惑星が、活発な火山活動や構造地質を持つと思われないので、メタンが火星で現れていることはちょっとしたミステリーです。
 メタンは、地下に埋められたままの火星生物形態の証拠となる可能性はあるのでしょうか?
 どうして、発見が、どこかほかの生物化学を求める手掛かりになるのでしょうか?
 もう一つの世界でどのようにメタンを測定するか説明する一方、宇宙生物学者は若干の可能性を議論しています。

 実のところ、火星上でのメタンの検知については、2004年4月に報告されていました。
 NASAの科学者は、200億から600億分の一(ppb)の目立たないメタン濃度があると言っています。
 また、火星で250ppbの測定があったメタンの収容所を見つけました。
 火星のメタンの捜索の歴史は、長い間の物語として有名です。
 メタンが2つの強い振動の帯域があるので、大部分の捜索は、3.3ミクロンまたは7.7ミクロン近くの波長で行われました。

中略

 これまでに、ESAは、1月、2月そして再び5月に得たデータを報告し、両方のデータ・セットは、氷煙霧質による吸光度の効果を示しました。
 2003年3月に火星の大気圏は、かなり晴れわたっていました。
 NASAのチームは、その時に、同じスペクトルで水蒸気とメタンを測ることができました。
 そして、火星グローバル・サーベイヤーのTES分光計で見つけられた量で、各々の位置に対して水を比較しました。
 ところで、NASAの科学者チームの計測値は、正確であると確認できるのでしょうか?

続中略

 南北の高い緯度で、メタンが豊富にあります。それは北と低い南で20から60ppbでした。
 しかし、赤道では250ppb以上でした。
 高度の上昇、あるいは、温度の変化が起こるにつれて、大気の中のメタンの混合物は自然に変わるのでしょうか?
 火星で、それが凝結するので水蒸気の混合比率は、本当に疑う余地なく高度で大いに変わります。
 しかし、メタンは火星の温度で凝縮しませんので、一様に高度で混合するにちがいありません。

新中略

 ここで、注意なければならないことがあります。
 メタンを破壊する過程が、火星にも有り得るということです。
 酸化体で皮膜された空中塵が、大気圏に高く打ち上げられるならば、メタンはその塵と衝突して、例えばメタノールホルムアルデヒドなど他の炭化水素に変化することができます。
 新しい調査は、塵旋風によってつくられる過酸化水素が大気圏からメタンを取り消すことができたことを示唆します。
 しかし、たとえメタンがそのように破壊されるとしても、チームの測定値に影響を及ぼさないようです。
 なぜならば、見つけた高レベルよりさらに多くのメタンが、火星上にあると推測されているからです。

以下省略

というような論文の紹介です。
決してNASAが火星人は地底人と言っているのではありません。
言いたくても言えないのです。
ですから私が代わりに宣言することにしました。

流動水の痕跡で大騒ぎするNASAですから、火星地底人の証拠となれば、地球の核がぶっ飛ぶことに相当するかもしれませんね。

親星の太陽よりも先に子惑星の地球が分裂するというのも、親不孝な話ですが・・・

NASAが隠している「かもしれない」データの公開があるまでは、暫く、私のセンセーショナルな呼び込みにお付き合いください。

タイトルは、超東スポになったとしても内容は、ミーハーの小泉首相のようにはしないつもりです。

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