火星が描いた惑星地球人の似顔絵

 今週の火星画像のトップは、漫画家の火星が描いた?惑星地球人の似顔絵のような表面模様です。
 火星の中央アラビア台地にあるTikhonravovクレーターは、直径およそ386kmで内部に砂の暗い小区画を持っていて、その中央に2つの衝突火口で、惚けた眉毛模様と2つの目、低い鼻、窄んだ唇という印象を与えます。
 これらの2つのクレーターの上部になる北側は、表面物質の暗い薄い色のついた小地面で、眉模様を提供しています。
 M・ K・ Tikhonravovは、20世紀ロシアの優れたロケット・エンジニアでした。
 彼の名前を付けられたクレータは、その大規模さにもかかわらず、アラビア陸地の極度に凹んだその西の側の土地の下に、まだ部分的に埋められています。
 Tikhonravovの中央は、北緯13.5度、西経324.2度近くにあります。

 この画像は、MGSが撮った前年の太陽の黄経145度の火星複合です。
 火星は、今月、2005年1月の中ごろに類似した眺めを見せます。
 この画像は、火星のタルシス表面を示します。
 太陽の黄経(Ls)は、火星の年の季節基準です。
 火星は、1火星年で太陽のまわりを360度移動します。
 年は、Ls 0で始まり、それは北では春、南では夏の始まりになります。
 2005年1月では、北の夏で南の冬です。
 火星の季節は、次のようにLsによって生じます。
 太陽の黄経(Ls)季節
 0度から90度、北の春、南の秋で、0度が北の春分、南の秋分になります。
 90度から180度、北の夏、南の冬で、90度が北の夏至、南の冬至になります。
 180度から270度、北の秋、南の春で、180度が北の秋分、南の春分になります。
 270度から360度、北の冬、南の夏で、270度が北の冬至、南の夏至になります。

今週の火星画像 2005年1月12日週号へは、ここをクリックすると移動します。