火星のようで火星でないタイタンの表面

 今日の宇宙画像は、元気に着陸し、もう多分、永遠の眠りに入ったかもしれないホイヘンス観測機が撮った最初のタイタン表面の色彩加工画像です。
 皆さんはどのように受け止められるか図りかねますが、私の率直な感想は、「火星ローバーの画像と同じじゃん」です。
 本当にタイタンの表面がこんな色しているの?白黒データで、『偽装』着色に慣れた手法で、『茶』系統にしたんではないかい?と感性が廃れた心で思ってしまいます。
 いずれにせよ、数十分の観測と出力では、このくらいの解像度が限界かもしれません。
 長旅をしたホイヘンスは、海面に着水して溺れたまま永遠の眠りに着くのが嫌だったのか、遠くの惑星地球から訪問したという証を残したかった科学者たちの権威のためか、目的場所から若干外れたようです。
 ホンとにタイタンなのって、疑ってはいけないですよ。
 ホイヘンス観測機のオギャーの一声代わりの映像データは、遺言同様なのですから。