大規模な星の誕生の覗き見は、銀河の形成と進化の鍵

 今日の宇宙画像、巨大な星形成領域であるメシエ17の南西側のの近赤外線と色分けされた合成画像です。
 南米チリにあるESOの3.6m新技術望遠鏡(NTT)のSOFI多重モード計器で、2000年8月15日に得た露出に基づいています。
 この画像で、若くてかなりおおい隠された星々が、それらの赤い色によって認められます。
 とても青い天体は、激しい光がこの領域で水素をイオン化している前景星か、あるいはよく発達した大規模な星です。
 この画像のほとんど至る所で見える広がった光は、一度分解された陽子と電子が再度結合した水素原子からの放射によります。