『凶暴な殺人鬼『稲妻』からの回避法は?』

 今日の地球画像は、時として凶暴な殺人鬼に変貌する稲妻、雷鳴の特集です。
 親しみ?を込めて『雷さん』とも呼ばれる稲妻、雷鳴は、ほとんどの人が好ましい気象と思わないでしょう。
 今日の地球画像では、米国海洋大気庁(NOAA)の稲妻画像を案内役として、『雷さん』との付き合い方を考えてみたいと思います。
 アメリカ合衆国では、毎年平均67人の人々が、稲妻の毒牙に掛かって命を落としています。
 それは、毎年、竜巻やハリケーンによって命を落とす人々の数以上です。
 2003年には、稲妻が原因と考えられる44人が命の眠りに旅立ちました。
 それ以上の人々が稲妻の攻撃を受けましたけれども、より多くの人々が生き残りました。
 しかし、物忘れ、注意力不足、睡眠障害、無感覚、めまい、関節のこわばり、興奮性、疲労、筋肉けいれん、機能低下、長い間座る無力感を含むなど、しばしば様々な長期の病症と虚弱の兆候報告があります。
 稲妻は、重大な脅威です。
 今日の地球画像ページや他の気象サイトを介して、稲妻の危険性を少しでも認識し、危険の回避方法を探ることが出来ることを望みたいと思います。

 稲妻は、過小評価された殺人鬼です。
 アメリカ合衆国では、毎年、約2500万の雲から地上に稲妻閃光が走っています。
 稲妻は、直接や画像で見るには魅力的であり得ますが、それはまた、とても危険です。
 アメリカでは、この30年の間に記述された事例に基づくと雷は、1年あたり平均67人の人々を殺しました。
 これは、竜巻に起因する1年あたり平均65人の死者とハリケーンに起因する1年あたり平均16人の死者よりも多いです。
 しかし、雷が通常、1度に1人または2人の犠牲者なのと、雷が竜巻やハリケーンの襲来で後に大量破壊を起こさないので、雷に対しては、一般にとても破壊的な天候に関連した殺人鬼よりも過小な注意しか向けられていません。
 アメリカでの記述された稲妻の怪我が、年につきおよそ300人を平均とする一方、記述されていない稲妻に起因する怪我人は、たぶんそれよりも非常に多いでしょう。

 肉食の国アメリカの光景の 今日の地球画像 2005年9月1日号が、一列に横たわった牛さんと共にお待ちいたしております。